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2007年06月09日 起業成長がしづらい日本

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昨日、アメリカの有名大学院MBA留学している友人が
スカイプにログインしてて久々に長電話しました。
日本のインキュベーション支援について語り合った。

かつてあるインキュベーターとやり取りしたことがあり、

「計画完璧でも実行に支援必要なものは支援できないんだよ」

とあしらわれたことがある。
これがインキュベーション支援を凝縮する言葉と感じた。


いくら計画が突っ込みようがないほど完璧なものでも、
実行に支援なくてもやってけるようなものじゃないと支援できないと言う。
つまり日本と日本人は「不安だから支援する」意識はない。
「親分肌」の文化はどこに行ってしまったのだろう。


氏と話している中で、

日本は起業するまでしつこいくらい支援するけど、
起業してから手の平を返すように冷たくあしらわれるという。

起業するまではリスクないし、金いくらあげても、
会社が潰れてから創業資金だから仕方ないと責任逃れできる。
起業後はいろいろ不安あるから、潰れるのではないかと言う
心配が先に走って、なるべく手を出さないようにしたい。

2000年までのITバブルで反面教師になってるでしょう。


アメリカだったら、支援のネットワークができているから、
「これとこれをくっ付けさせる」というのが支援者の仕事、
日本だと起業家の仕事、支援者はノウハウがないから、
口だけ出すけど、お金も場所も設備も何もしませんよー
日本は、大企業のスピンアウトか先輩ベンチャーを頼るかでないと、
先の明るい成長はできない土壌となっているかもしれない。
公的支援や独立は多分一生町工場のままで終わるかもしれない。
日本の政策は零細企業の大企業化よりも零細企業の数を増やす前提だからだ。


日本の起業支援は法人登記や開業届など書類出すまでだから、
別に痛くも痒くもないから何でも支援しちゃおうと思う。
でも起業すると、横のネットワークがないから、
自分で支援するには限界があり、何もできなくなる。
場所や相談機会の提供も、楽な会社が良いと思うようになる。

成果がほしいから、起業済み会社の成長数字や実績より、
「起業件数」が目に表れやすいから、遣り甲斐あるでしょう。


起業して3年以内の廃業率が約50%、
10年継続する会社は30%にも満たないという現実をご存知ですか?
某支援施設では「安易な起業」とあるが、「ダメでもまず支援しよう」という
支援側の意識がないというのが、本当の理由と考える。


どっかの馬の骨か知らないような奴には、支援できるか?
だったら、支援先に何度も日参して、担当者に接待し続け、
遂行できるのに完璧な体制を作ってでないと「支援しない」
のが本当の理由じゃないかと思う。よくある話ですが…
でも実際にそれで勝ち取ったIT系の会社をいくつか知ってる。


廃業率を下げるには、創業数を増やすのではなく、廃業数を減らす方が先決だ。


そういえば、別のインキュベーションで落選した話があり、
落選したのは、今までになかった設立済のニュース系のソーシャルサイトだが、
ちゃんと顧客も着いていて、開発も進んでて、インフラ体制に問題あった。

しかし競合で通過した相手は、まだ起業していないワイン試飲無料発送サイトだった。
顧客はこれから探し、開発はOsCommerceというソフト使って、インフラは格安サーバだ。

しかも350万円ももらってだったという。そんな姿勢に呆れた。


氏との最後の会話で冗談となり、大笑いして電話を切った。

こうなったらアメリカへ渡ってみんな起業したらどうかね?
 日本で計画認めてるなら、アメリカは喜んで支援すると思うよ」

Yahoo Shopping

投稿日時 2007年06月09日06:36 - 私生活 - 固定リンク
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